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SEの僕が退職を切り出したら上司にキレられた話

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システムエンジニア

こんちには。コンビニで支払う際に財布がないと思ったら、脇の下に挟んでいた僕です。

僕は現在フリーランスエンジニアとして活躍していますが、大学卒業から約9年間は会社員として働いていました。

以前「失敗しない!システムエンジニアの退職方法」というタイトルで記事を書きましたが、ある会社で退職した時ひどい引き止めがあったのでまとめてみました。

僕が会社を辞めようと思ったきっかけ

当時はプロジェクトリーダーとして複数案件の掛け持ちしながら、実際の作業も行っていたので毎日終電かホテル生活でした。

私の現場にアサインされる協力会社メンバーは上司が決定、私は面談に同行させてもらえず来る人はかなりスキルの低い聞いたことない会社名。

2年間は耐えましたが年収は400万円代、体力的にも精神的にも限界が見えていたので辞めることを決意しました。

退職の意思を伝えた際の出来事

退職希望日の2ヶ月半前、夕方18時頃に上司に電話をし、率直に「会社を辞めようと思います」と伝えました。(この時の僕は確固たる退職意思を持っていました)

そこで上司に言われたことを箇条書きにすると以下の通りになります。(長いので箇条書き)

  • 辞めるっていうのは予想してた
  • でもどこ行っても同じ
  • うちで一流になれない奴は、他でも一流になれない
  • とことんやる奴はどこの環境でも突き詰めてスキルを伸ばすけどお前はそれをやってない
  • お前のやりたいことが出来ると思わない方がいい
  • でも俺はお前がやりたいことが出来る現場を一生懸命探してる
  • SEは技術よりも人とのつながり
  • 技術で評価してくれる会社なんてない
  • お前を評価してるの俺ぐらい
  • 技術だけじゃ50歳になったら終わり
  • 今転職したってあいつ(最近退職した同僚)みたいに路頭に迷うだけ

でました、いきなりステーキ説教です。

ここまで30分ほど上司の怒号が止まりません。

けっこう大変な仕事をこなしてきた自負はあるのに、会社辞めたいって伝えただけで、こんなにボロカスに言われなければいけないのでしょうか。

さらに技術云々の話はしてないのに技術の話をしたり、転職した人への暴言、

自分の中で退職する決意は固かったので、もう言いたいこと言ってしまおうと思い、付け足して「今まで転職しなかった後悔の方が大きいので辞める意思は変わらないです」と伝えました。

そして返ってきたのが以下。(また長いので箇条書き)

  • 本当はお前を昇格させるつもりだった
  • あいつ(僕より上のランクの方)はお客さんからの評価下げる
  • 何度も言うけど、今じゃない
  • お前のためを思って言ってる
  • 俺の意見も踏まえてもう一回考え直した方がいい
  • あと1年後でも転職は十分間に合う

さらに30分、そして今度はアメ作戦で攻めてきました。

昇格考えてたなら先に言えwww退職も予想してたんだろwww

段々と説教から説得へとトーンダウンしてきました。

辞める決意が固い僕は最強です。何を言われようが決意は変わらないことを何回も伝えました。

その反応が以下です(長いんだよぅ)

  • 残念だなぁ…
  • もったいねぇなぁ…
  • お前はこれからなんだけどなぁ…
  • 俺今必死に引き止めてるけど決意は変わらないの?
  • こんな長電話で引き止めちゃってごめん
  • とりあえずわかった

上司 HP3 ぐらいまで削られてるじゃんwww

さっきまで威勢の良かった上司がいきなり弱気になりました。攻撃してダメなら今度は情に付け入るつもりだったのでしょうか。

こうして電話を切りました。通話時間は1時間半、親ともこんな長電話したことありません。

翌日上司から電話が

仕事中、上司から電話がかかってきたので取りました。

上司「辞めるか辞めないかは今別として、昇格申請あげようか」

僕「いや、3月で辞めるって決めてるんで出しません」

上司「6月の○○案件のサーバ更改まではいないと厳しいんだけど。3ヶ月良い金もらっとけよ」

僕「3月までで。昨日そう言いましたよね?」

上司「とりあえずわかった」

話聞いてるのかwwwとりあえずってなんだよwww

この日の会話は5分程です。何回も言いますが確固たる決心を持った僕は最強です。

昇格申請なんて上げたら会社辞め辛くなるし、6月のサーバ更改案件なんて初耳、昇格した分の給与アップ3ヶ月分なんてたかが知れています。

残るメンバーへの引き継ぎも早めにしたかったので2ヶ月半前に伝えたのに、めちゃくちゃな理由でずるい作戦で引き止めようとしてますよね。

後日退職届を上司に提出

後日本社へ行き、対面で上司に退職届を提出したところ、受け取ろうとせず「最期に昼飯でも一緒に行くか」と言われましたが、すぐ現場に戻らないといけない旨を伝え、退職届を受け取ってもらいました。

昼食なんて行ったらまた引き止められますからね。その昼飯が奢りとかそんなのも嫌。

僕は一安心したので本社近くのお気に入りの店で昼食を取り、現場へ向かいました。

そしてしっかりと有給休暇は全て使ってから辞めました。めでたしめでたし。

こうして当時の事を文章に書き起こしてみると、辞めたのは正解だと思います。

退職する際の鉄則事

退職を検討した際は以下2点鉄則です。用法・用量を守って正しく退職しましょう。

退職の意思は固く持つ
→給与アップや引き止めに乗らないように!
働きながら転職活動をする
→退職後は途方に暮れないようにコッソリ転職活動しましょう!

以上です。ここまで読んで頂きありがとうございました。